美容院での施術持ちをよくするには？セルフケア方法をご紹介

美容院でトリートメントなどの施術を受けても、なかなか効果が持続しないとお悩みの方もいらっしゃるでしょう。効果が持続しないのは、自宅で知らず知らずのうちに行っている、ダメージ習慣が原因のこともあります。ここでは、自宅でやりがちなダメージ習慣とともに、美容院での施術持ちをよくするセルフケア方法についてご紹介します。

1. 自宅でやりがちなダメージ習慣

自宅でやりがちなダメージ習慣は、次の3つです。毎日少しずつ髪にダメージを与えることになるので、当てはまるものがある場合は、すぐに改善しましょう。

1-1. 熱いお湯でシャンプーする

熱いお湯でのシャンプーは、髪にダメージを与える習慣です。皮脂や汚れは水よりもお湯の方がきれいに洗い流せますが、熱すぎるお湯はNGです。熱すぎるお湯は、過剰な皮脂だけでなく、頭皮に必要な皮脂まで洗い流してしまいます。また、熱いお湯で洗うと頭皮が乾燥するため、かゆみを引き起こす場合もあります。シャンプーに最適なお湯の温度は、40度前後です。少しぬるいと感じるぐらいのお湯が適温となります。

1-2. タオルでごしごし擦る

シャンプーした後、ドライヤーの前にタオルドライをするのが一般的です。しかし、タオルでごしごし擦ると、髪にダメージを与えてしまいます。髪は濡れているときの方がダメージを受けやすいため、擦るとキューティクルがはがれてしまうのです。ごしごし擦るのではなく、優しく叩くように水分を吸収しましょう。

1-3. 生乾きで放置する

ドライヤーの熱は髪の毛にダメージを与えますが、生乾きで放置する方が髪へのダメージは大きくなります。ドライヤーの熱で髪を痛めたくないからと、生乾きのまま放置すると髪にダメージを与えてしまいます。生乾きの状態は、キューティクルがはがれやすい状態であるため、そのまま就寝すると髪がこすれてダメージを受けてしまうのです。完全に乾くまで、しっかりドライヤーを当てましょう。

2. 美容室での施術持ちをよくするセルフケア方法

美容室での施術持ちよくするには、自宅でセルフケアを行うことが大事です。自宅でのセルフケアの方法としては、次の4つがあげられます。

2-1. シャンプー方法

美容院の施術を長持ちさせるヘアケア方法は、シャンプー方法の見直しです。正しい方法でシャンプーすることで、よい状態を長くキープできるでしょう。シャンプーは、髪や頭皮への刺激が少ないアミノ酸系やベタイン系のものを選び、指の腹を使い頭皮のマッサージをするようにして洗います。また、シャンプー成分が頭皮に残ると髪や頭皮にダメージを与えるので、しっかり洗い流すことが大切です。シャンプーよりも、すすぎに時間をかけるのが基本です。

2-2. 髪の乾かし方

髪の乾かし方にも、気を付ける必要があります。髪が濡れたままではダメージを受けやすいため、しっかり乾かすことが大事です。しかし、長時間熱を当て続けるのも髪にダメージを与える原因となるため、素早く乾かすことも重要です。タオルの上からドライヤーを当て、タオルドライをしながら乾かすと、スピーディーに乾かせます。ドライヤーの熱も直接髪に当たらないため、ダメージを和らげられるでしょう。ドライヤーは、20センチほど話して使うのがベターです。

2-3. 紫外線対策

自宅でのヘアケアでは、紫外線対策も大切です。肌の日焼けを気にする人は多いものの、髪や頭皮の日焼けには無頓着な人が多く、ダメージの要因となっています。髪が紫外線を浴びると、活性酸素により髪がパサつくほか、ヘアカラーの色が抜けることもあります。カラーリングや白髪染めの色を長持ちさせるには、外出時に帽子や日傘を用いたり、UVスプレーを髪にかけたりする必要があるでしょう。

2-4. 食生活

食生活とヘアケアは関係ないと思われるかもしれませんが、非常に重要な要素です。適切な栄養素を摂取することで、髪の健康を促進し、美容院での施術を長持ちさせることにつながります。積極的に摂取すべき栄養素は、たんぱく質・ビタミンA・亜鉛・鉄・オメガ3脂肪酸・カルシウムの6つです。たんぱく質は髪の主成分であり、健康な髪の育成には欠かせません。肉や魚、乳製品などに多く含まれているので、毎日の食生活に取り入れましょう。

3. まとめ